仮説実験授業50年のあゆみ 第1巻(1961〜1965年)
『仮説実験授業の提唱』 『仮説実験授業の提唱』
重弘忠晴著 A5判528ページ厚さ26ミリ 2016.7.27発行 
5830円(本体5300円)

 近代科学が生まれ損なった日本での物理教育の改革,板倉聖宣は原子論に基づく未来の科学教育=仮説実験授業を提唱した。その授業を試みた教師たちは,授業の盛り上がり,子どもたちが見せる目の輝きにひかれ,その後の教師人生を決定した。本書は,それら教師たちの略伝でもある。
 『仮説実験研究会ニュース』に3年に渡って連載した記事を大幅に読みやすくした単行本。

 仮説実験授業50年史編纂室(重弘忠晴著,平野孝典制作),ガリ本図書館発行,並製軽印刷



内容●

はしがき

第1部 仮説実験授業のはじまり――提唱前

 第1章 板倉聖宣とPSSC物理

 第2章 原子論から見た力学

 第3章 仮説実験授業と岩城正夫

 第4章 上廻昭と国立教育研究所

 第5章 国立教育研究所での研究

 第6章 仮説実験授業研究の開始


第2部 仮説実験授業の提唱

 第1章 仮説実験授業の提唱

 第2章 仮説実験授業の確立

 第3章 成城学園小学校での初めての公開授業研究会

 第4章 『少年少女科学名著全集』『発明発見物語全集』刊行開始

 第5章 日本生活教育連盟と仮説実験授業

 第6章 『仮説実験授業研究』の創刊と成城学園での公開授業研究会

 第7章 北海道小樽市・長橋小学校と千葉県船橋市・海神小学校

 第8章 四条畷学園小学校での仮説実験授業

 第9章 『仮説実験授業』と『仮説実験授業入門』

 第10章 科教協と研究討論会

 補章 関口隆克という人

年譜

第1巻によせて――犬塚清和

あとがきにかえて――重弘忠晴



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